2021-05-11 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
我が国でも環境に配慮し安全な畜産品を生産する有機畜産や持続可能な畜産業の確立をしていかなければいけないと考えますが、ほかの委員からも質問ありましたけれども、このようなアニマルウエルフェアの推進について農水省の御見解をお聞かせください。
我が国でも環境に配慮し安全な畜産品を生産する有機畜産や持続可能な畜産業の確立をしていかなければいけないと考えますが、ほかの委員からも質問ありましたけれども、このようなアニマルウエルフェアの推進について農水省の御見解をお聞かせください。
有機畜産物を販売する上でも、こうした事業者との連携は大変重要なことであるというふうに認識をしているところでございます。
○須藤元気君 恐らく有機畜産農家さんは〇・〇一%未満だと思うんですけれども、アメリカ、EUに比べて大きく後れを取っていると思いますので、是非スピード感を持って取り組んでいただきたいです。 世界の有機食品の売上げは、スイス有機農業研究所と国際有機農業運動連盟の調査によれば、この十年間で約二倍になるなど右肩上がりの状態にあります。
有機畜産物は主にアニマルウエルフェアや環境保全の観点から欧米を中心に広がっておりますが、平成十三年のコーデックス総会では、有機畜産物は国際基準として採択されました。日本でも、このような国際情勢や国内の生産者団体からの要望等を踏まえ、平成十七年十月に有機畜産物の日本農林規格が制定されました。
十 国産飼料の一層の増産と着実な利用の拡大により畜産農家の経営安定を図り、飼料自給率を向上させるため、気象リスク分散等による粗飼料の安定的な収量確保、飼料生産の効率化、放牧、国産濃厚飼料の生産拡大、未利用資源の利用、有機畜産物生産の普及を支援するとともに、飼料生産の基盤整備を推進すること。
十 国産飼料の一層の増産と着実な利用の拡大により畜産農家の経営安定を図り、飼料自給率を向上させるため、気象リスク分散等による粗飼料の安定的な収量確保、飼料生産の効率化、放牧、国産濃厚飼料の生産拡大、未利用資源の利用、有機畜産物生産の普及を支援するとともに、飼料生産の基盤整備を推進すること。
○櫻田国務大臣 畜産物の調達基準については、調達の要件を満たした上で推奨される事項として、有機畜産により生産された畜産物が推奨されているところでございます。 例えば、有機畜産物のJAS規格では、動物の生理学的及び行動的要求に配慮して飼養することを原則として、野外への放牧など、ストレスを与えずに飼育することが要件となっております。
幾つかの質問があるわけでありますが、一つは、有機畜産物、オーガニック畜肉、それからアニマルウエルフェアに配慮した肉製品、これの調達について日本は著しく困難な場所であるというふうに指摘をさせていただいてまいりました。海外から訪れるアスリート、関係者がそういった食材を求めるのは必須であります。 農林水産省として、どこまで今対応、対策が進んでおるのか、報告を受けたいと思います。
有機畜産物は、有機栽培で生産された餌を与えるというのが基本でありますので、日本にはその概念がほとんどありません。それから、アニマルウエルフェアにつきましては後進国そのものであります、私たちの国は。 ですから、この二〇二〇年オリパラを目指して、何とか私たちの後進国もちょっとでも前進することができないだろうかと思って頑張ってきておりますけれども、道半ばであります。
あと、有機の方につきましては、この要件を満たした上で有機畜産により生産された畜産物が推奨される事項というふうになってございます。
八 国産飼料の一層の増産と着実な利用の拡大を図り、飼料自給率を向上させるため、草地改良や飼料作物の優良品種利用の取組、ICT等の活用による飼料生産組織等の作業の効率化、放牧、国産濃厚飼料、未利用資源を利用する取組、有機畜産物生産の普及の取組を支援すること。
八 国産飼料の一層の増産と着実な利用の拡大を図り、飼料自給率を向上させるため、草地改良や飼料作物の優良品種利用の取組、ICT等の活用による飼料生産組織等の作業の効率化、放牧、国産濃厚飼料、未利用資源を利用する取組、有機畜産物生産の普及の取組を支援すること。
時間がありませんので、有機畜産物とハラール、この二点について中間報告をいただければと思います。
それで、例えばこの中で、有機農産物、有機農産物が中心となっていろいろ認証を受けたりやったりしておるんですが、資料をよく見ているというと、登録までいろんなことを経ていくんですが、この登録の区分の中で、この資料からすると六区分あるんですが、まず、答弁いただいたように、飲食料品のほか、畳表、あるいは最後の六つ目は定温管理流通加工等とあるんですが、今語られているのは有機農産物が対象で、なぜ有機畜産物はないんだろうかというふうな
○国務大臣(山本有二君) おっしゃるとおり、私も、相互認証がある以上、やはり有機畜産物についても早急に検討すべきものだというように思っておりますので、なお関係部署と相談しながら、意向を踏まえてこれを認める方向で頑張りたいと思っております。
○国務大臣(山本有二君) そのとおりでございまして、農産物の指定農林物資として指定されるものの中に有機畜産物というのはないわけであります。私も不思議だなとは思っておりましたら、消費者が混乱しているというような市場状況に、いまだこの畜産物が、ではないと。
正直に言いまして、我が国は高温多湿ということで、農業では雑草が生えやすいとか病害虫が発生しやすいとかあるんですけれども、家畜の場合も、病気になりやすいだとかあるいは食欲不振になりやすいということで、動物用医薬品とか飼料添加物の使用というのが必要不可欠な、そういう側面もあるわけでございますけれども、今後、消費者のニーズが高まるいわゆる有機畜産、こういったものの生産にも取り組む、現に事例が出てきておりますし
委員会におきましては、牛乳・乳製品の需要の拡大と自給率目標の達成に向けた取り組み、乳価の安定と新たな生産者補給金制度のもとでの所得確保、乳製品の需給適正化のための的確な在庫調整対策、有機畜産の基準づくりと振興策、口蹄疫発生への対応と家畜防疫制度の見直し等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
続いて、有機畜産基準づくりの対応について伺いたいと存じます。 ことしの五月、コーデックスの会議が開かれ、有機畜産の基準の検討が行われております。コーデックスが基準を採択しますというと、これがそのまま国際基準とされてしまう場合が多いのであります。コーデックスが検討しているものの中を見てみますというと、有機飼料一〇〇%を原則とするなど、日本から見るとかなり問題点が多いのであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 有機畜産につきましては、有機農業の一環として、昨年のJAS法の一部改正における国会の附帯決議も踏まえまして、家畜排せつ物の適正な処理や堆肥の流通の推進など有機性資源の有効利用を図りますとともに、地域の実態に応じた生産条件の整備等の振興対策を講じているところでございます。
○谷本巍君 農林省は二年ほど前から有機畜産の勉強会を始めていると伺っておりますけれども、それは基準づくりではないと承っております。 ウルグアイ・ラウンドはあれは完全な後手でありました。さっきの有機農産物の有機基準づくりもこれも後手でありました。